”この楽器と偶然出会えたことで、私の人生は華やかなものになりました。使い込んでもビクともしない、強固で安定したメカニズムのおかげで、私と楽器とは長い時間、一緒に成長してきました。豊かな音、華やかな音色。演奏中にキーから指へと伝わるエアストリームを感じながら、素晴らしい時間を楽器と共有しています”

使用楽器:SANKYO Sterling Silver 925ag ソルダードトーンホール

 

Ting-Wei Chen (ティンウェイ チェン)

1990年、台湾 台北生まれ。
ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団 首席フルート奏者。

ブダペスト国際フルートコンクール第一位、クーラウ・フルート・コンクール第一位、日本・ブルガリア国際音楽コンクール第一位。そのほか、ニールセン国際コンクール、ジュネーブ国際コンクールにてセミファイナリスト等、多くのコンクールで受賞歴がある。

ソリストとして、ハンガリー放送交響楽団、オーデンセ交響楽団、ジェシェフ・フィルハーモニック・シンフォニー、台北交響楽団と共演。 また、アウグスブルク歌劇場管弦楽団、リンツ国立歌劇場ブルックナー管弦楽団で首席奏者として演奏したほか、数多くのオーケストラで演奏した。室内楽、現代音楽にも熱心に取り組んでおり、”Prisma Trio Vienna”のメンバーとしてウィーン楽友協会などで演奏した。

ウィーン音楽大学でバーバラ=ギスラー・ハーゼに、ミュンヘン音楽大学でアンドレア・リーバークネヒトに師事。現在は教育者として後進育成にも力を注いでおり、2020年からウィーン音楽大学でコンサート・スタディの講師をしている。