組み立てるとき、接合部がきついのですが
たいていホコリが原因です。毛羽だった布で拭いたり、洗剤で洗ったりしないでください。グリースなどもホコリが付く原因となりますので使わないでください。使うなら ローソクをほんの少し塗る程度。それでもきつい場合は専門家にご相談ください。
頭部管のクラウン がゆるんでいたのですが
たまに振動でゆるむことがあります。止まるところまで軽く回してください。きつく回すと内部のコルクが動いてしまいます。(要注意) 歌口の中心から頭部管内部の金属板までは17ミリです(掃除棒の端で時々チェック)。クラウンが簡単に回るようになったら、コルクの交換時期です。
タンポの交換の時期は?
たまに調整していれば相当期間使えます。実際に使った時間、指の力の入れ具合などで違ってきます。早い人で半年、なかには10年大丈夫な人もいます。個人での判断は難しいので、定期的に専門家にご相談下さい。
フルートは材質の違いで音が違う?
違います。音色は好みがありますが、特徴は以下の通りです。
・軽い金属(洋白)は軽く吹いてもよく響きます。軽いと音にパワーがないので、広い会場には不向きという意見があります。
・ 重い金属(銀、14K、18K、24K)は広い会場でも音がやせません。音量はありますが、はぎれよく響かせるのが少し難しい。
・硬い金属(洋白、14K)は音の立ち上がりが良く、はっきりした音が出ます。ソロ向き?
・柔らかい金属(銀、18K、24K)は響きが柔らかく、大きな音も耳障りではありません。暖かい響きでソロにも室内楽にも適しています。