柴田 勲(しばた いさお)

岡山県出身、岡山市ジュニアオーケストラで10歳よりフルートを始める。関西学園高等学校時代、吹奏楽部ではコンサートマスターを、岡山市ジュニアオーケストラでは学生リーダーを勤める。

東京芸術大学音楽学部卒業後渡独。ケルン国立高等音楽院入学。同音楽院の卒業試験では1位より上位にあたる特別賞を受賞。その後2年間のマスタークラスを経て、ケルンでのソロリサイタルによりドイツ国家演奏家資格(コンツェルト・イグザーメン)を取得。

1991年ドイツの北ザクセン・アンハルト州立歌劇場管弦楽団に入団、3年間在籍する。1995年帰国し日本フィルハーモニー交響楽団に入団、23年間在籍する。

その間、在京プロオーケストラ4人のフルーティストによる「ザ・フルートカルテット」を結成。21年間の活動では全国各地でコンサートを行い、7タイトルのCDを製作。世界最高水準のフルートアンサンブルと評される。2015年CD「トリオソナタ」~18世紀からの贈り物~を発売、各界から絶賛される。

今までに、オーケストラ、室内楽など生涯コンサート回数は3000回を超えている。現在、くらしき作陽大学音楽学部教授。岡山フルートの会特別会員。

使用楽器:SANKYO 10K フルート