藤井香織(ふじい かおり)

藤井香織は、安定した技巧と深い音楽性を兼ね備え、クラシックからコンテンポラリーまであらゆるジャンルで高い評価を受けている。

東京藝術大学卒業後、2001年10月から安田文化財団、その後、2003年9月からロームミュージックファンデーションの助成を受け、シュトゥットガルト国立音楽大ソリスト・クラスに留学、最優秀で卒業。国内においては96年「第7回日本木管コンクール」、97年「第14回日本管打楽器コンクール」、98年「第67回日本音楽コンクール」のすべてにおいて画期的な史上最年少第1位を獲得、海外においても、98年「第44回マリア・カナルス国際コンクール」で史上最年少第2位入賞,併せて特別賞を受賞。さらに朝日新聞社賞、E・ナカミチ賞を受賞するなど受賞歴は枚挙にいとまがない。

これまでに国内主要オーケストラや、エンリコ・モリコーネ、ヘリベルト・バイセル、アルブレヒト・マイヤー、スタニスラフ・ブーニン、フィリップ・モルをはじめとする国際的アーティストと共演、各地の国際音楽祭へのゲスト出演など活発な活動を展開している。

使用楽器:SANKYO 14K フルート